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Prof. Ren-Hua Wang |
iFly Speech Laboratory, University of Science and Technology of China |
Eメール:rhw@ustc.edu.cn |
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履歴:
Ren-Hua Wang教授は、中国科学技術大学(USTC)のiFly音声研究所の所長(director)である。1943年8月に上海で生まれ、1966年に華東師範大学を卒業した。さらに米国のノートルダム大学で1980年から1982年まで勉強し、1987年〜1988年、そして1989年〜1990年と2度にわたり、日本の東京大学で客員科学者として勤務した。中国通信協会のメンバーで特別研究員の地位にあり、中国信号処理学会委員会のメンバーである。1999年からは国家の863成果工業化基地(合肥)の中央研究院の院長とUSTC iFly INFOTEK社の取締役社長である。
この15年間、音声通信、マルチメディア通信、ディジタル信号処理とそのアプリケーションに焦点を当てた研究に取り組んできた。「中国語人間・機械音声対話システム工学」(1991年〜1995年)、中国語情報システムの中国音声データベースと評価(1991年〜1993年)など国家レベルのいくつかの主要研究プロジェクトに携わった。現在、テキストからの音声合成(TTS)(1994年から国家863ハイテク研究開発計画が支援)、高精度音声合成(1999年から国家重要基礎研究計画が支援)、埋込型音声プラットフォーム(2001年から国家重要問題対応プロジェクトが支援)など国家レベルの3つの研究プロジェクトで最高責任者を務めている。1991年以降は、中国における音声入力システムの国家レベルの性能評価に携わっている。中国科学院や安徽省などからの賞をいくつか受賞している。1987年から100点を超える論文を発表し、4冊の著書がある。
教授として「ディジタル信号処理」、「音声信号処理」、「適応ディジタルフィルター・スペクトル分析」などの講座を担当している。博士課程、修士課程の指導教官であり、1999年には大学院優秀教官に選ばれた。 |
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中国語TTS(テキストからの音声合成)に関する研究の進展状況 |

発表資料 |
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本会議では、中国科学技術大学のiFly音声研究所における中国語テキストからの音声合成(TTS)に関する研究の進展状況について述べる。主な内容は以下のとおりである。
1)テキスト解析における階層的処理構想を推進し、階層的中国語ラベル付与システムを構築する。
2)中国語韻律層の音声木モデルと、マルチ戦略により音声木を作るアルゴリズム。
3)ピッチ等高線やピッチ周期などの韻律素性に関する決定木を基にした韻律モデル構築。これらのモデルは、韻律文脈情報から諸単位の韻律素性パラメータまでのマッピング関係を明らかにする。
4)コーパスベースのKB-2000中国語TTSシステムと、このシステムで使用されるキーテクノロジー。
今回の講演ではさらに、中英2言語TTSシステム、分散型音声処理、埋込型音声合成などiFly音声研究所における他の研究の進展状況についても簡単に紹介する。その場でいくつかのデモを行う予定である。 |
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テキストからの音声合成(TTS)、決定木、階層的処理、韻律モデル |