Prof. Tianshun Yao
The Institute of Computer Science, Northeastern University
Eメール:tsyao@ramm.neu.edu.cn
履歴:
 1956年に吉林大学を卒業した。現在は、東北大学計算機科学研究所の教授であり、博士課程の指導教官であり、理事(Director)である。中国語計算機学会の理事会、《International Journal of Computer Processing of Oriental Languages》の編集委員会、中国の中国語情報学会のメンバーである。
 Yao教授は自然言語技術に関する研究を行っており、特に言語資源、中国語構文解析機能、中国語テキストのフィルタリング、多言語機械翻訳、質問応答システム、異言語間検索、自然言語検索などにおける問題に情報を適用することに焦点を当てて研究を行っている。
 100点に及ぶ論文を著し、《Natural Language Understanding(自然言語理解)》など6冊の著書がある。

東北大学における人間言語技術の研究ラボ
発表資料
 当ラボは、言語学、数理論理、哲学、コンピュータ科学の分野における研究者の交流を通して人間の心の科学を発展させるべく尽力している。
 当ラボは1984年5月に設立され、東北大学の学際的協力の伝統をしっかりと守っている。科学と人文学を融合させ、自然言語処理の基礎研究と応用の両方に重点を置いている。同時に、コンピュータ言語学の博士課程と修士課程も設けられている。当研究所は今後、以下に焦点を当てていくつもりである。


音声言語入力(音声および信号認識)
言語解析と言語理解(辞書/用語集、意味論、言語モデル、中国語解析)
言語生成(中国語生成)
文書処理(文書検索、テキストの作成と編集)
多言語(機械翻訳、多言語機械翻訳、多言語情報検索)
数理方法(統計的モデル構築と分類、DSP手法)
言語資源(大規模な収集、中国語テキストへの品詞タグ付与、中国語tree bank、書き言葉コーパス)
評価(タスク指向テキスト解析評価、機械翻訳と翻訳ツールの評価)

大学院生と東北大学からの教授陣で構成される我々の研究所は、隔週ごとにミーティングを開いて、自然言語技術に関するアイデアを交換している。自然言語技術の理論および応用に関する論文を読み、議論を行う。
 我々は、言語資源、中国語パーザ、中国語テキストのフィルタリング、多言語機械翻訳、質疑応答システム、異言語間検索、自然言語検索などにおける問題に情報を適用することに重点を置いて研究に取り組んでいる。